老舗建設業の(株)中央建設、約16.4億円の負債で民事再生法を申請

2025年11月27日

会社名 中央建設(株)
公式HP https://www.chuokensetsu.com/
リニューアル中
再生方法 民事再生
申請日 2025年11月10日
負債額 約53億円
本社所在地 東京都
資本金 3,800万円

中央建設株式会社は、2025年11月25日付で東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し、同日付で保全処分および監督命令を受けました。負債総額は、約16億4,300万円にのぼるとされています(東京商工リサーチ調べ)。

中央建設(株)は1970年(昭和45年)11月に設立され、東京多摩地区を拠点に、公共工事、民間建築工事、注文住宅、分譲マンションの建設などを幅広く手掛けてきた老舗の総合建設業者です。長年にわたり地域に根差した事業を展開してきましたが、近年は建設業界全体で進む資材価格の高騰、人件費の上昇、そして慢性的な人手不足の影響を大きく受けました。特に、不採算となる工事が増加したことで収益性が悪化し、資金繰りが厳しくなったことから、自力での再建が困難と判断し、今回の法的措置を選択しました。

この度の民事再生法の申請は、裁判所の監督のもとで、事業の継続と企業の再建を目的としています。民事再生法とは、再生の見込みがある企業が、現在の経営陣を維持しながら、債務の一部免除や支払い猶予を受け、事業を立て直すための法的手続きです。

中央建設(株)は、今後、この手続きを通じて事業再生スポンサーの選定と交渉を最優先で進める方針です。現在手掛けている工事や、今後の受注案件については、引き続き事業を継続しながら施工を進め、取引先や顧客、協力業者への影響を最小限に抑えることを目指します。また、再生計画のなかで、過剰な債務を圧縮するとともに、不採算事業の見直しやコスト構造の抜本的な改善を実施し、財務基盤の健全化を図ります。信頼できるスポンサーの支援を得て、失われた企業信用を再構築し、地域社会からの信頼回復に努めるとしています。

今後は、裁判所から選任された監督委員の指導のもと、全従業員一丸となって再生計画の実現に尽力する方針です。

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