カワスイ(川崎水族館)を運営するアクア・ライブ・インベストメントおよび関連会社が民事再生開始

2023年04月04日

会社名 株式会社アクア・ライブ・インベストメント
株式会社アクア・ライブ・ネイチャー
株式会社アクア・ライブ・ギフト
川崎水族館合同会社
公式HP
再生方法 民事再生
申請日 2023年4月4日
負債額 約50億円(4社合計)
本社所在地 東京都千代田区内幸町2-2-3(株式会社アクア・ライブ・インベストメント、株式会社アクア・ライブ・ネイチャー、株式会社アクア・ライブ・ギフト)
東京都千代田区丸の内3-1-1(川崎水族館合同会社)
資本金 2億600万円(株式会社アクア・ライブ・インベストメント)
990万円(株式会社アクア・ライブ・ネイチャー)
990万円(株式会社アクア・ライブ・ギフト)
10万円(川崎水族館合同会社)

株式会社アクア・ライブ・インベストメント(東京都千代田区内幸町2-2-3、代表:坂野新也氏)とその関係会社である株式会社アクア・ライブ・ネイチャー(同所、同代表)、株式会社アクア・ライブ・ギフト(同所、同代表)、川崎水族館合同会社(東京都千代田区丸の内3-1-1)の4社は、4月4日に東京地裁より再生手続き開始の決定を受けました。監督委員は大澤加奈子弁護士が選任されています。

同社は2019年に設立されたベンチャー企業で、代表の坂野氏はこれまで沖縄海洋博覧会水族館、葛西臨海水族園、サンシャイン国際水族館、足立生物園などさまざまな水族館の立ち上げやリニューアルに携わり、「水族館の神」とも呼ばれてきました。

同社が運営するカワスイ(川崎水族館)は2020年7月に開館。「世界の美しい水辺」がコンセプトで、身近な水生生物や動植物と触れ合うことができる他、最新のデジタル技術による光や音、映像の演出が売りとなっています。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって開館直後から客足が伸び悩む時期が続き、2020年12月期は年間売上高約2億500万円、253万円の赤字を計上。資金繰りが悪化して今回の措置に至り、関連会社もこれに連鎖しました。

なお、株式会社イグニスが事業再生を支援することが決定。カワスイは営業を継続しています。

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