2023年02月24日
| 会社名 | アッシュ・ペー・フランス株式会社 |
|---|---|
| 公式HP | https://www.hpfrance.com/statics/company |
| 再生方法 | 会社更生 |
| 申請日 | 2023年2月24日 |
| 負債額 | 約29億円 |
| 本社所在地 | 東京都 |
| 資本金 | 5,000万円 |
アッシュ・ペー・フランス株式会社(東京都港区南青山5-7-17)は2023年2月24日に東京地裁へ会社更生法の適用を申請し、同日保全管理命令を受けました。保全管理人は蓑毛良和弁護士が務めます。負債金額は債権者28名に対して約29億円です。
同社は1985年8月に設立。フランスやイタリア製の女性向け衣料品や服飾雑貨の輸入販売を手掛けており、「drama H.P.FRANCE」など複数の店舗を経営。同社の商品は希少性が高く高価ではありましたが、30代の女性や富裕層を中心に人気を博しました。近年ではネット通販も行い、2013年2月期には年売上高約110億6,300万円を計上していました。
しかし、事業の拡大や経営の多角化が裏目に出たことに加え、不正会計によって財務状況が悪化。2017年には事業再生ADRを実施して債権放棄を受け、新スポンサーが就任。2021年には経営体制を刷新し改善に取り組んでいましたが、新型コロナウイルスの感染拡大や円安による原価率の上昇で業績は伸び悩んでいました。最近はジュエリー事業を主な収益の柱とし、不採算店舗の撤退などによって財務状況の改善を試みていましたが、黒字化することはできず2022年2月期の年売上高は約49億6,400万円にまで減少していました。
金融債務の一括返済期限が2023年2月に迫っていたことと、コロナ特例猶予を受けていた社会保険料の支払いが迫っているなかで、裁判所の監督下で事業再生を図ることが最善であると判断し、今回の措置に至りました。
商取引債権は全額期限通り弁済済み。保全管理命令発令後に、保全管理人と三井住友銀行との間で融資枠10億円として、担保評価額に応じた借入を可能とするコミットメントライン契約を締結。資金繰りは問題なく、運営店舗も平常通り営業を続けており、今後は事業の収益率を高めてスポンサーの支援も受けながら更生を図っていくということです。
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