2025年07月24日
| 会社名 | 第一楼ジャパン(株) |
|---|---|
| 公式HP | http://www.drj.co.jp/ |
| 再生方法 | 民事再生 |
| 申請日 | 2025年7月24日 |
| 負債額 | 約22億円 |
| 本社所在地 | 東京都 |
| 資本金 | 4750万円 |
第一楼ジャパン株式会社(東京都港区赤坂5-4-10)は、2025年7月24日付で東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し、同日付で保全命令および監督命令を受けました。申請代理人は石田渉弁護士(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業)。監督委員には佐藤弘康弁護士(法律事務所Comm&Path)が選任されています。負債総額は債権者約50名に対し約22億円にのぼります。
同社は水産原材料や冷凍食品の卸売を主業務とし、白身フライやボイル済みあさりなどの加工品を製造・販売。大手コンビニチェーンとの取引を確立し、2023年12月期には売上高40億6,593万円を計上していました。しかし、新型コロナウイルス禍による外食需要の減退、中国工場の稼働低下、円安による輸入コスト増などが重なり、財務状況は急速に悪化。借入金返済が困難となったことから、当初は私的整理での再建を模索したものの、ノンバンクによる債権譲渡登記の頻発で信用が一段と低下し、一部債権者から仮差押えを受けたことで最終的に民事再生を選択しました。
スポンサー支援により事業を継続していく方針で、フィナンシャルアドバイザーのみらいエフピー株式会社(千代田区)がスポンサー募集の窓口を担っています。
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