AI開発企業である株式会社オルツが約24億円の負債で民事再生法を申請

2025年07月30日

会社名 (株)オルツ
公式HP https://alt.ai/
再生方法 民事再生
申請日 2025年7月30日
負債額 約24億円
本社所在地 東京都
資本金 2405万4500円

株式会社オルツは、2025年7月30日付で東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し、同日付で保全処分および監督命令を受けました。監督委員には武田康弁護士(みずき総合法律事務所)が選任されています。負債総額は約24億円にのぼります。

同社は2014年11月に設立され、パーソナル人工知能「P.A.I.」の研究開発を中核として成長。2024年10月には東証グロース市場への上場を果たし、議事録作成アプリ「AI GIJIROKU」や、デジタルクローン構築を目的とした各種AIサービスの提供で、2024年12月期には売上高60億5,728万円を計上していました。

しかし、上場後初の中間決算で、証券取引等監視委員会の調査を契機に、「AI GIJIROKU」の有料アカウント売上が実利用に見合わず、売上過大計上の疑いが浮上。第三者委員会による調査報告(7月28日公表)では、大半の売上が架空受注と循環取引による粉飾決算であることが判明しました。これを受けて同社は7月25日付で東証から監理銘柄に指定され、代表取締役の交代を公表。急速に経営基盤が動揺し、スポンサーによる再建を目指す中での法的措置となりました。

民事再生申請に際し、今後はスポンサー候補の選定と交渉を進めるとともに、粉飾決算問題で失われた企業信用の再構築や、事業の抜本的なガバナンス強化策を盛り込んだ再生計画の策定を急ぎます。また、「P.A.I.」や「AI GIJIROKU」といった主要プロダクトの継続的なサービス提供を担保しつつ、新たな収益モデルの開発で収益基盤の多角化を図る方針です。

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