2023年02月28日
| 会社名 | 株式会社トガシ技研 |
|---|---|
| 公式HP | |
| 再生方法 | 事業譲渡 |
| 申請日 | 2023年2月28日 |
| 負債額 | 約56億円 |
| 本社所在地 | 山形県鶴岡市丸岡字町の内309-1 |
| 資本金 | 1,000万円 |
株式会社トガシ技研(山形県鶴岡市丸岡字町の内309-1、代表:長谷川靖和氏ほか1名)は2023年2月28日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請。同日に保全・監督命令が出されました。申請代理人は関端広輝弁護士ほか8名、監督委員には上野保弁護士が選任されました。
同社は1988年に創業し、1999年に法人化。溶接治具や自動化設備などの産業用機械や装置の設計、製造、販売を手掛けてきて、自動車関連、ロボット、家電、半導体製造など幅広いメーカーからの発注に対応してきました。積極的に設備投資を行って生産性を向上させる一方、社員の技能向上と多能工化を進め、顧客からの評価も高く、国や山形県、鶴岡市などからものづくりの補助・支援を受けていました。
新型コロナ禍での需要をにらみマスクや足踏み式消毒スタンドの製造も展開。2021年7月期の年売上高は約51億9,000万円を計上しました。
しかし、設備投資によって過剰債務を抱え、さらには半導体不足によって納品が滞るようになり、資金繰りが悪化。追い打ちをかけるように主要得意先である株式会社オフィスエフエイ・コムが2022年7月に民事再生法の適用を申請したことで多額の不良債権を抱え込むことになりました。また、同社との架空売上の計上による粉飾決算も判明し債務超過に。自力での再生は困難と判断し、今回の措置に至りました。
2023年4月27日には接合機器の開発を手掛ける株式会社ナ・デックスと事業譲渡契約を締結。トガシ技研の生産設備や従業員はナ・デックスが新設する100%子会社に引き継がれます。なお、負債の譲受はなく、新会社はトガシ技研の本社所在地に設立されます。
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